製革工場での研磨紙の使い方
作業者のための実用ガイドです。研磨材の形状を理解し、正しく準備し、機械に適した方法を選びましょう。バフィングは皮革の表面を変化させます。仕上がりは皮革、研磨材、機械設定によって異なります。
ドラム巻付け式バフィング機への研磨紙の取付け方法
CARM研磨紙の準備とドラムへの取付けの一例です。巻付け式研磨紙とエンドレスベルトは異なる形状の製品です。
研磨ベルトを傷めずに箱から取り出す方法
折り畳まれたエンドレスベルトを、端部や接合部を傷めずに取り出して広げる方法です。機械への取付けとは異なる作業です。
バフィングの三つの目的
- 肉面と床革:繊維を加工してスエード面をつくり、裏面を均一に整えます。
- ヌバック用の銀面:制御された研磨により、ビロードのような表面をつくります。
- 銀面修正:表面を削って一部の欠点を軽減し、後工程の仕上げに備えます。すべての欠点を除去するものではなく、この処理だけで仕上げ層の密着性を保証するものでもありません。
巻付け式研磨紙とエンドレスベルト:異なる二つの方式
巻付け式機械では研磨紙がドラムを覆います。ベルト式機械では、環状の研磨材がメーカーの定めた経路に沿って走行します。形状と取付け方式は相互に交換できません。ベルト式では送り速度に加えて研磨材の速度を調整できる機種もあります。固定回転数のドラム式では、皮革の送りなど、利用可能な設定で調整します。実際の機能は型式と仕様によって異なります。
ベルト式機械にはFB
CARMは基材の特性と研磨材の種類から、ベルト式バフィング機にFBタイプを推奨しています。これはCARMの用途別推奨です。形状、粒度、適合性は、ご使用の機械と皮革で確認する必要があります。
粒度の選び方
同一の分類方式では、数字が小さいほど粗く、大きいほど細かい粒度を示します。研磨布紙のP表示はFEPA分類を表します。仕上がりは粒度だけでは決まりません。基材、砥粒の配置、圧力、加工回数も影響します。すべての皮革製品に共通して適用できる粒度表はありません。
公開された事例では、Rémy Carriat社がP240で加工したヌバックを紹介しています。別の教材では、軽い研磨の例として400、600、1000が挙げられています。これらは異なる工程の例であり、すべての皮革に対する推奨値や、CARM製品の供給保証を示すものではありません。
工程を確認する
表面の外観、削れ方の均一性、目詰まりを確認してください。水分、加脂の状態、研磨材の状態が加工に影響します。代表的なサンプルで工程を検証してください。集じん、除じん、保護装置、粉じん管理については、設備と社内の手順に従ってください。
加脂量の多い皮革にはKP20
CARMのKP20は、加脂量の多い皮革向けの、半開放塗布のアルミナ研磨紙です。砥粒間の空間が加工くずの排出を助け、目詰まりの低減に役立ちます。製品の選択は、皮革と機械の状態確認に代わるものではありません。
CARMへのお問い合わせ
機械のメーカーと型式、研磨材の形状と寸法、粒度、皮革の種類、ご希望の仕上がりをお知らせください。形状、粒度、適合性を一緒に確認いたします。
carm@carm.global
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